長野高専「情技」の生態

この記事は 高専IT系部活 #kosenit Advent Calendar 2018(リンクつき) 25日目の記事です。

https://qiita.com/advent-calendar/2018/kosenit

どうも、長野高専が誇る「情報技術研究部」略して「情技」の二人目の副部長(1)です。今日、クリスマスはこの「情技」の概要の説明をしていくことで予定を詰めていきました。ま、まぁ本当はクリスマス色々予定詰まってたんですけどね、ブログ書くのを優先したというわけです。は、はい。

情報技術研究部の基本情報

  • 通称 : 情技(じょうぎ)
  • 総在籍人数(推定) : 49人
  • アクティブ人数 : 約10人程度(筆者の偏見)
  • 活動内容 : processing、C、C++、Ruby等の言語講座、部員同士の情報交換(ここがわからないんですー!みたいなやつ)、文化祭の展示、プロコン、プロコン、プロコン…etc.
  • 活動方針 : 情報系技術の向上(多分そうだと思う)
  • 活動時間 : 月・水・金・土曜日の16:00〜18:30まで(土曜日は10:00〜16:00まで)

情技とはなんぞや?

情技とは、所謂パソコン部(親戚とか他校の知り合いにはこれ言ったらだいたい通じる)であり、プログラミングやらマイコンやら、情報系の技術を活動を通して向上させていくという部活です。他高専の方達のブログを拝見する限り、「コンピュータ部」、「計算機部」等に相当する部活ですかね。

部員について

さて、上記で「あ・・・(察し」した通りこの部活は所謂幽霊と言われる方々が非常に多い傾向があります。一見人数が多そうなのですが蓋を開けてみれば常時いるメンツはだいたい決まっており、多くて10人程度でいつも部活をやっている印象です。幽霊となるタイミングはだいたいわかっていて一年生の春を過ぎたあたりで転生が観測されています。我が校長野高専では一年生は「情報処理基礎」(通称JSK)を必修で受けさせられます。その授業ではprocessingをやらなければなりませんが逆を言えばprocessingさえできてればeasyな訳です。そこで情技が新入部員向けに行うprocessing講座を受ける(この時点ではそこそこいる)→processingに対しての耐性ができる→ヤッター授業ヌルゲー!→そして部活に来なくなる もうこの部活ではお決まりののムーブ。逆にこれを乗り越えてもなお来た者こそ真の情技部員なのです…。

活動内容について

言語講座

情報技術研究部では情報系技術の向上を目標に活動を行なっている(多分)ので部員内でわからないことがあれば先輩に聞いたり時には教えあったりしています。定期的に開いている講座もそのうちの重要な活動の一つです。

今年のProcessing講座

上の写真は先ほどのProcessing講座の様子です。Processing講座ではプログラミングの基礎の基礎を教えています。ProcessingはJavaベースの言語でデザイン系に秀でていて少ないコードで図形が簡単に描けるので書いたコードの結果がわかりやすく(黒い画面ナニコレってならない)プログラミング初心者にはいい勉強にはなると思います。

今年のC/C++、Ruby講座の様子

上の写真は今年のC/C++、Ruby講座の様子です。Rubyに関しては以前より講座を行なっていましたがC/C++に関しては今年からの新しい試みです。C++書ければとりあえずなんとかなる()ということです。

今年はこれらの他にGit/GitHub講座も開かれ、集団で開発するということがなんたるかを教わっていました。(写真ないです。すいません…。)

長野高専の文化祭「工嶺祭」での展示

我が校では毎年夏休み明け10/20あたりに文化祭「工嶺祭」を開催し、ロボコンではロボットを展示したり、各クラスではプリクラやモグラ叩きなどが展示されます。情技でももちろん様々な展示をしました。

Scratch講座の様子
Scratch講座の様子2

例年、Processingを一般のお客さんに体験していただく企画(部員が一人教え役としてついて教える)を行なっていましたが、非常に時間がかかって回転率が悪い、そもそも型の説明から何までしないといけないので難易度が高い等の理由から今年からScratch講座を行なっていました。ぶっちゃけ私自身Scratchを全然やったことないので全くわからないですが見た感じとっかかりやすくていいなぁと感じました(小並)

展示の様子

展示に関してはUnityでゲームを作っていたそうです。ペンギンで腹滑りするゲームだったり的になんか撃ったりしたり面白かったですよ。

展示、デバッグ&フィードバックコーナー

こちらは展示というよりプロコンのデバッグ&フィードバックコーナーです。実はこの日はプロコンの本戦の一週間前というかなりヤバイ時期でした(正直展示よく見てなかったとか言えない)。幸いにも今年のプロコンは開催日が例年よりも一ヶ月ほど遅く工嶺祭の後の開催だったのでそこでデバッグ&フィードバックをしてしまおうと考えていました。結果的にここでデバッグ&フィードバックを取っておいたのは大正解で、いろんな粗が出て来てしまいました(周辺機器のアプデが急に始まって使えなくなる、精度の問題、説明の粗…etc.)。ここで問題を回収できてよかったなと思います。

プログラミングコンテスト

情技のもっとも大きな活動の一つが「プログラミングコンテスト」通称「プロコン」です。プロコンは競技部門、自由部門、課題部門の三つからエントリーして他高専とプログラミングの腕を凌ぎ合います。と、いいつつ私は(というか私を含むメンバーは)「真っ向からプログラミングの腕でバチバチやりあったら圧倒的敗北やん?よし他で勝負じゃ!」というわけで自由部門でアイデア勝負でいくことにしました。

開発は実質予選通過の後からでしたので5月あたりからでした。まぁ結局時間なくて夏休みは開発しかしなかったですねぇ…アソビタカッタ…

私たち自由部門は元々目の見えない方がプレイするブラインドサッカーをもっといろんな人に知ってもらいたいと思い、ブラインドサッカーのシミュレーションゲーム「Voy!」を開発しました。「Voy!」はブラインドサッカーの競技で使われるかけ声の一つです。足に加速度センサと振動パックをとりつけ、頭部にはヘッドマウントディスプレイを装着します。ただしヘッドマウントディスプレイには時間、点数など最低限の情報しか映し出されてはいません。頭部の動きをヘッドマウントディスプレイで追跡しています。向いている方向によって、ボールにとりつけられた鈴からの音が違って聞こえ、その音の情報のみを頼りにゲームの勝利を目指します。

観戦者画面でのプレイの様子
プレイヤーはこの画面しか見えていない

ブラインドサッカーを再現するという誰もやっていない分野、新しい試みとして狙い通りアイデアでの評価が多くされていたのは嬉しかったです。結果は敢闘賞でしたが、プロコンに出られたこと自体がいい経験になってよかったと思えました。競技は安定の人力部門だったそうですがうちの競技部門は絶対人力だけはしないという鉄の意思で臨んでいてかっこいいなぁと思いましたよ…まぁ何はともあれ無事(?)プロコンは終わりました。

会場前で記念写真(撮影者含めて8人)

あ、徳島観光は到着日と夜しかできませんでした。()

飯を求めて三千里
徳島ラーメン!

ktkr徳島ラーメン!お腹空いてたのもあって本当に美味しかったです。この三日間はラーメンしか食べてなかった気がします。

楽しい青空開発^^

お腹が満たされたら開発だ!行くあてもなく公園で開発、開発、開発(あ、私は遊んでました)。途中で高専生と思しき集団とすれ違い、手を振りあったりそれ以降も高専生と思しき集団を何回か見かけました。やっぱりわかっちゃうんですね。

阿波踊り会館というらしい

そういえば結局ここだけ気になって行けてないんですよね。ロープウェーとか乗りたかったです。

まぁ観光といえばこんなところですかね?(まともに写真がなかった)

まとめ

正直ブログなんて書いたことなかったしいきなり書いてね^^って言われてビビってはいたんですけども今年を思い返すいい機会でしたし、以外と書くことあって始めたらスラスラ書けました。もっともっとこの部活が活発にかつアクティブ勢が増えていけばいいなと思っている次第ですが、思っているだけではダメですね。何か考えないと…

結構書いたなと思ったけど読み返したらすぐ読み終わっちゃって内容薄っぺらくてごめんなさい。最後まで拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

なぜ飛ばしたし

2018工嶺祭(と、U15長野プログラミングコンテスト)

副部長(2)です。
肌寒くなってきましたね。
この時期は体育で持久走をやるので嫌です(笑)

20日(土)と21日(日)は長野高専の文化祭である「工嶺祭」が行われました。
情技のプログラミング講座・作品展示にも多くの人が足を運んでくださいました。
プログラミング講座では1、2年生が作成したScratchのゲームを使い、
初心者にもわかりやすい講座ができたと思います。

話は変わりまして…
26日(金)と27日(土)に長野市ビックハットで行われた「産業フェア in 信州2018」(http://www.nagano-cci.or.jp/sangyoufair/)で
「U-15長野 プログラミングコンテスト」というイベントが行われ、
情技の部員のなかから、数人がお手伝いをしてきました。
(以前から長野高専の学生ら(情技部員も!)が3回の事前講習会と8回の個別指導会に講師として参加していました。)

そのプロコンの一環でプログラミング体験会が行われ、主にその手伝いをしました。
そこでも、工嶺祭のために作成したScratchのゲームを使って講座をしてきました。
受講者の方々に、Scratchのゲームのファイルや資料のデータがダウンロードできるURLを渡すことができなかったので、
ここに載せておこうと思います。

http://koureisai.jo-ken.info/2018/

このブログにたどり着くのが難しいかもしれませんが…見つけてもらえるといいなぁ。

全国高専プロコンについてはまたプロコンメンバーにでも書いてもらえると思います。

今週は工嶺祭、来週はプロコン

副部長(2)です。
かなり久しぶりの更新ですね、8月と9月は長い夏休みでした。

20日(土)と21日(日)は長野高専の文化祭である「工嶺祭」があります!!
情報技術研究部では、1年生によるプログラミング体験講座や、部員のプログラミング作品展示を行います。

部活でもクラス企画でも、準備に忙しくしている人が多いです。
(私自身も、情技で展示するはずの作品が出来上がっていませんが…!)

情報技術研究部では、来週に控えた全国高専プロコンに向け、
プロコンメンバーらが、ガリガリ開発を進めています。

少し前に自由部門は、プロコンのために補助費でゲーミングPCを購入したそうです。

飯山に工場があるというマウスコンピューター製です。
ゲーミングPCはなかなか図体が大きいなぁ。

部活に来て、他のみんなが開発をしているのを横目に私もだらけずに頑張ろう…!(低レベルな目標)
と自分にゆるゆるの喝を入れています。

それは置いといて…
工嶺祭にぜひとも、お越しください!
高専生らしい面白い企画や屋台がたくさんありますよ~

中学生の皆さんをお迎えして、講座を行いました!

長野市立東北中学校の生徒の方々をお迎えし、Scratch講座を行いました。

Scratch( https://scratch.mit.edu/ )とは、教育用のプログラミング学習環境です。ブロックを組み合わせてプログラミングをしていくスタイルで、パソコン操作に不慣れな方も簡単に楽しくプログラミングを学べます。
過去にもC言語講座を行いましたが、Scratchは直観的にわかりやすく、結果がGUIで出てきて楽しい!という理由で、今回扱いました。

今回は、いかに当たらずに、右から流れてくる壁の間をジャンプして通り抜けるか、というゲームを作成しました。私どもが作成したテキストには、操作方法と実装する機能が書かれていて、実装方法は自分で考えます。部員も一緒になって考えながら、作成していきました。テキストに書かれている実装したら、今度は改造していきました。数字を変えたり、キャラクターを動かすキーを変えたりして、実行結果がどのように変わるのか、確かめてきました。改造してみることで、よりプログラムの理解につながります。

お昼には、中学生の皆さんと一緒に昼食を食べました。「高専ではどんな生活を送っているの?」「勉強はどうしているの?」といった中学生の皆さんからの質問であったり、私たちも「部活動ではどんなことをやっているの?」といった質問をさせていただいたりして、楽しく会話をしました。

みなさんは真剣に取り組んでおられ、私どもも楽しく講座を行わせていただきました。

長野高専の公式ページにも記事が掲載されていますので、こちらもどうぞ!
https://www.nagano-nct.ac.jp/life/club/culture/info-tech-research/2018/07/201324812.php

2018年プロコン予選

副部長(2)です。
6月だというのに最近暑すぎます。長野ぜんぜん涼しくないです…。
高専ではガンガンエアコンが稼働しています。

先日、公式サイトにてプロコン予選結果が発表されました。

第29回阿南大会(2018)

結果は…
長野高専からは、競技部門と自由部門が予選を突破しました!!!
(副部長(2)が参加していた課題部門は…お察しください)

競技と自由には、ぜひ最優秀賞をとってきて欲しいですね!

[ 部内講座 ] Ruby講座&C/C++講座

副部長(2)です。
先月はプロコン予選の締め切り+中間テストがあり、久々のブログ更新になりました。
テスト期間が終わり、部活動再開です。

先日からRuby講座とC/C++講座が始まりました!
2つの講座がそれぞれ行われています。
これまでの講座ではプロジェクターを使っていて、
講師はスライドの操作等をするため受講者から少し遠い位置からマイクを使って喋っていました。
しかし、今回の講座ではプロジェクターを使用していないため、講師が受講者のすぐそばで話ができます。

今回の体系のほうが講師と受講者の距離が近く、質問しやすそうかなと見ていて思います。
(1年生たちが前より減ったような…新しい講座が始まったので帰ってきてほしいものですが…汗)

講座の様子

来週、23日(土)にはプロコン予選の結果発表があります…!
一体、どうなることやら…

新入部員歓迎会!

副部長(2)です。
5月12日(土)に新入部員歓迎会を行いました。
今年度は9名の1年生、他学年にも数名の新しい部員が加わりました。

歓迎会ではおなじみの自己紹介プレゼン(またの名を趣味の布教大会)が行われている後方で
部長、副部長は必死にピザを焼いていました(笑)
前前部長が作成したピザ窯の写真…は撮り損ねたのでここに載せられません(誰かに頼んでおけばよかった涙)

ピザ窯は断熱レンガと電熱線でできていて、組み立て式です。(レンガを積んで組み立てます)
前日に会場である教室に運び込んで組み立てました。
試し焼きもせず、当日ぶっつけだったのですが、溶けて生地からこぼれたチーズが焦げて煙が出る!教室が煙くなる!!
火災報知器が作動しなくて本当に良かった…
これはやばいぞと、窓を開けたり、扇風機を付けたりしてなんとかなりました(^-^;

いくらか反省点もあったのですが、
(ピザ窯のほうをやっている人は他人のプレゼンを聞けないとか、ピザは切らなくても実は一枚丸々でも何とか焼けたとか(笑))
新しいことをやってみるとやっぱり楽しいですよね。


情技集合写真

いつかまたピザ窯の活躍する機会があったら、そのときは写真を載せようと思います。

[ ある日の情技 ] GWの部活

ゴールデンウィークが始まりましたが、今日は活動日の情技。
副部長(2)です。

今回は情技の様子でも載せようと思います。


高専敷地内にある「スパナ池」のほとりで佇む情技部員

ゴールデンウィークだからなのか、今日は人が少なめでした。
外は良い天気だというのに部屋にこもってパソコンをいじる部員の健康が危ぶまれます。
ですが、お昼の後しばしの間は(3分ぐらい…?)外に出て、自然を感じることもあるのです。

5月の中旬にはプロコンの予選募集期間が始まります。
予選資料作らないと…というか開発も進めないと…

[ 部内講座 ] Processing講座&Git講座

気温の変化が大きくて何を着ていけばいいか困る季節ですね。
はじめまして、副部長(2)です。(*今年度は副部長が2人居ます。この記事を書いているのは副部長(2)の人。)

先日から、2年生による新入部員向けの「Processing講座」が始まりました!
Processingはプログラミング言語のひとつです。
プログラミングでは大概の場合、コンピュータでなんらかの処理をしたあと、
その結果を出力します。

結果というのは数値だったり、文字だったり、音だったりと様々ですが
Processingではそれが「絵」なのです。
結果が目に見えてわかりやすく、
プログラム初心者が学ぶのにうってつけな言語!
1年生の「情報処理基礎」の授業でも扱う言語です。

新入部員にはこの講座でプログラミングの基礎を習得してもらいます。
初々しい1年生のこれからに期待ですp(´∇`)q

土曜日の部活では、高専プロコン出場者に必須な「Git」を、使いこなすための講座が行われています。
Gitは開発のなかで、バージョン管理をしたいときに大活躍してくれるツールです。
プロコンのようにグループで開発するとき(もちろん個人開発でも)、開発をスマートに行うために使います。

今年度はブログを活発に更新していきたいと思います。
これからも情技をよろしくお願いします!!

モダンテクニック体験会を行いました

情報技術研究部では9月9日(金)にモダンテクニック (偶然にできる形や色を利用して絵を描く美術技法)
の体験会を行いました。
参加者は今年の高専プロコン自由のメンバーを中心とする有志の部員で、
合計8人と小規模なものでしたが、大変な盛り上がりを見せました。
(他の部員もくればよかったのに…)img_5951-%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

この体験会は、今年のプロコンに出す題材「TryD」(モダンテクニックシュミュレーター)
の参考のために行われました。実際にモダンテクニックに手で触れることで、モダンテクニックの問題点(周囲や服が汚れる等)や特徴を理解することができました。

今回体験したモダンテクニックは
スパッタリング、マーブリング、吹き流し、ドリッピング、(スプレー,スプラッターテクニック)の6つです。

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ドリッピング

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吹き流し

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スパッタリング

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スパッタリング

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マーブリング

 

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