「プロコン」は「プログラミングコンテスト」の略称です。

「プログラミングコンテスト」にも色々ありますが,ここでは特に「全国高等専門学校プログラミングコンテスト」を指します。

「プロコン」と聞いて,「ロボコン(ロボットコンテスト)じゃなくて,プロコン?」と思われる方も多いかと思います。確かに,「ロボコン」の知名度に比べると劣るものかもしれません。

しかし,1990年の第1回大会が京都で開催されて以来,毎年全国各地で開催されその技術とアイディアを競いあっています。

どんな部門があるの?

プログラミングを競い合うと言われても,ピンと来ないかと思います。

プロコンには,大きく分けて3つの部門があります。

  • 課題部門
  • 自由部門
  • 競技部門(第5回大会より設けられた)

それぞれ,以下の様な内容を行っています。

課題部門

1チーム:2~5人

  • テーマに沿った内容の作品を創る
  • テーマが2年ごと変わる

例えば,「ICTを活用した地域活性化」「スポーツで切り拓く明るい社会」「防災・減災対策と復興支援」といったテーマがあります。テーマは一つですが,毎年テーマを元に様々なシステムが考え出され,高専ごとの違いも楽しめます。

課題部門では,「テーマ」+「独創的なアイディア」が重要になります。

自由部門

1チーム:2〜5人

  • 参加者の自由な発想を元に作品を創る
  • 分野を問わず自由な作品を創れる

自由だからこそ要求される,「柔軟な発想」,「柔軟な技術力」を活かして,「独創的」なシステムを創り上げることがポイントになります。

競技部門

1チーム:2〜3人

  • 作成したプログラムを活用し、問題を解き終わる速度や得点を競い合う
  • ゲームのルールは予め発表され,当日競い合う

競技部門は他の部門とは異なるスタイルで行われます。競技部門は毎年決められる「ゲーム」の様なものを,自分たちが作ったプログラムにより操作させ競い合います。

人間が操作する様に柔軟でかつ,強いプログラムを作ることが重要になってきます。

プロコンの詳細については,以下の公式サイトをご覧ください。

長野高専の実績

長野高専は、毎年予選を突破し、本戦で活躍しています。